【DIY】シンプルなベンチをホームセンターで買った集成材だけで作った【¥5000】

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長期休暇は皆さんどのようにお過ごしですか?コロナも落ち着いている時期であれば旅行などへ行く方も多いかと思います。しかし、まだまだ旅行は不安…という方もいるのかもしれません。(私ですがw)
そんな方々のために、今回はDIY(=Do It Yourself)で簡単に作れるベンチの記事を書きました。

・材料は近所のホームセンターですぐに手に入る
・カットはホームセンターのサービスでお願いするので、自前でのカットがない
・安価で作れる


とにかくシンプル、簡単さを追求したDIYベンチを作りました。

何なら長期休暇でなくても土日の休みを使えば余裕でできてしまいます。

・DIYに挑戦したいけれど、ネットにあふれている設計図では難しい
・何かDIYしたいけれど、無駄にならず作って生活の役に立つものがいい
・難しかったり、作業工程が多いのは無理
・コストを抑えてつくりたい

そんな方々に役立つ記事になっています。
是非最後まで見て行ってくださいね。

※プロの作る家具ではないので、強度や耐久性は保証できるものではありません。
自己責任の範囲でのご利用をお願いいたします。

 

DIYでベンチを作ろう

 

 

DIYの設計図を考える

まずは置きたい場所、使いたい場面を考えて、設計図を作りましょう。
準備が8割、という言葉があるように、事前の準備さえしきちんとしておけばDIYはうまくいきます。

大きさを図る

使いたい場所に合わせて大きさを図ります。この作業をきちんとしておくことで、材料を買いに行ったときに迷うことなく材料を選ぶことができますし、カットの依頼をする時もスムーズにできます。
せっかくDIYしたものなら活躍してもらいたいですしね!

ちなみに脚を437㎜→430㎜で良い としてありますが、木材をカットした時に5ミリ程度の差は出るようで、座面下の補強材を組み込む時にサイズが合いませんでした。これに関しては後述しますが、そんなところもあってベンチを作った後に訂正をしてあります。

メモしておく

設計図と書くと仰々しくなってしまうのですが、僕はいつも画像のように付箋へメモ程度に書いています。
ポケットに入る程度がちょうどよくて、材料を買いそろえる時もサッと取り出せます。
スマホで写真を撮っておいたり、アプリのメモでも便利かもしれませんね。

DIY用の材料を揃える

木材

今回使う木材は、ホームセンターで手に入るパイン材の集成材です。
他にも1×4材や2×4材がありますが、これらの商品は微妙な曲がりなどがあるので、簡単にDIYしたいという今回の趣旨には適しません。その点集成材はまっすぐに加工してくれてあるので安心です。

 

微妙な曲がりはベンチのぐらつきにつながるので、シンプルなベンチの場合は集成材がおすすめです。

木材のカットはホームセンターでしてくれるところがあるので、家で作業するスペースがない人や、面倒で、という人は積極的に利用するのがおすすめです(私です)。
ホームセンターや地域にもよるのかもしれませんが、1カット50円~などでカットしてくれますよ。

 

木工用ボンド

ねじでも留めるのですが、木工用ボンドも用意します。先にカチッとくっつけておくことで、ねじも留めやすくなります。ボンドだけでもかなり強力にくっつくのですが、座るものなので安全性も考えてねじで留めておきます。

ねじ

ねじは木が割れないタイプの木ねじをチョイスしています。(家にあったもの)

電動ドリルがあると、ねじを留める前に穴をあけておくことができます。それによって木が割れにくくなるのでおすすめです。ドライバーだけでなく、穴あけ用のドリルビットもあると便利ですね。

いずれも今は100円ショップでも取り扱いがあります。ホームセンターで売っているものと比べても大きな違いはないので、コストを押さえたい方は100円ショップを覗いてみてください。

 

 

木材を組んでみる

木材を買って来たら、さっそく仮組みしてみます。

組んだら木工用ボンドで仮止め

木工用ボンドは速乾のものを使っても固定されるのに時間はいるので、1~2時間はそのままにしておきましょう。休憩時間ですね。

そのあとねじで留めていく

接着剤で固定されたらねじで留めていきます。ドリルビスで穴をあけてからねじを入れていくと、木割れを起こさないのでおすすめです。

固定箇所は、脚を止めるところを左右4箇所
脚の側面へ、真ん中の板(補強材)を固定するのに4箇所(補強材は2枚入れてます)
これでも結構頑丈にできましたが、心配な方は追加でネジ留めしてもいいでしょう。

DIYにもトラブルがある

木材をカットするとどうしても5㎜程度は削れるので、指定した箇所はきっちり出来ても、余った箇所は長さが足りなくなってしまう、という想定外のことが起きてしまいました。

具体的にはこちら↓

当初の予定では、真ん中の補強材の長さが910㎜だったので、縦半分にカットしてそのまま使う予定でした。そして両脚の幅を合わせて36㎜なので、それに合わせると座面は946㎜あればカッチリはまるな!と思って計算をしていました。
しかし、ご覧の通り、カットをする時に①の材料を脚の部材の長さしか指定していなかったので、あまりとなった座面の長さはおおよそ1㎝程度足りませんでした。946mmあると思っていた座面の板は945mmしかなかったんですね。補強材を一センチちまちま着る羽目になってしまいました。

今回はきっちりと大きさも図って行ったのですが、逆にそれがあだとなったトラブルですね。
削れる分を計画へ入れていませんでした。

確かに、真ん中の補強材を半分に、と頼んだ時に係りの人から「5㎜位マイナスが出ちゃうから、きっちり半分にはならないよ?」と念押しはされていました。

この辺りは経験していかないと分からなかったところなので、次回に活かしていきたいところ。
なのでメモには「430でいい」と書き直しをしてあります。厳密には432㎜でいいんじゃ?という所なのですが、座面がちょっとはみ出るくらいならいいかなあっていう大雑把な考えです。

好みに応じてアレンジする

カラー

僕はネットの画像を色々見て、補強材にのみ色を入れました。
1点のみに色を入れると、色が際立っていい感じになります。
うちはターナーのミルクペイントを使っています。

ワックス

ワックスを塗ると木材の保護になったり、艶を出してくれます。
今回、うちはワックスの在庫がなかったので塗っていません。すぐに塗らなければならないものでもないので。
外でも使うのであればワックスを使用した方が長持ちするかもしれないので、今後検討をしようかと思います。

 

完成

自撮りなので前景は取れていませんが、いい感じにできました。
軽いので外での使用も出来ますし、家の中へ入れての使用も可能です。軽いは正義。
また、シンプルなので座面へウレタンを敷いたり、足元へ滑り止めシートをつけたり、ステッカーを貼ったり、アレンジが色々できそうなところも魅力的です。

検証として、体重60㎏前後の大人二人が座って、きしむようなことはありませんでした。
割と頑丈な感じです。立ち上がったりはさすがに怖くてできなかったので、使用の際は、腰かける以外は自己責任でお願いします。

かかった金額

コストを抑えたものを、と銘打っているので、この辺りは気になる方も多いと思うので、かかった金額を記載しておきます。

ラジアタパイン集成材(単位は㎜)
1820×200×18 1枚 ¥1408
910×200×18 1枚 ¥2618

木材カット
3カット ¥150(1カット¥50)

木工用ボンド
1本 ¥151

計 ¥4327

ネジ、塗料はストックを使ったので割愛しています。
ネジや塗料はホームセンター、塗装へ使う刷毛などは100円ショップで揃えると、¥6000まではいかないコストで作ることができるでしょう。
ネジや塗料は一度買えば、DIYするものにもよりますが複数のものへ使い回すことができますね。
なお、息巻いて大きいものを買うのではなく、最初は小さいものを買って、作りたいものが増えてきたら内容量の多いものを購入するのがベターです。

まとめ

ベンチというには小ぶりなものではありますが、

  • コストも安く、簡単に作れる
  • 軽いので家の屋内屋外へ持ち運びができる
  • シンプルなのでアレンジができそう
  • DIYとしてはかなり簡単な部類へ入る
  • ベンチとしてではなくても、何かものを置くのにもいいかもしれない

 

簡単に作れるDIYベンチ。難しい作業がないので、長期休暇にお子さんと一緒に作るのもいいかもしれませんね。
DIYに興味がある方は、取っ掛かりとしてこのベンチを作ってみではいかがでしょうか。

 

 

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